泉質について
どんな人に効く? そうづ峡温泉の温泉効果とリスク
そうづ峡温泉の温泉効果が分かる!
こんな時にはそうづ峡温泉が良く効く!
【目次】
1. ラジウム温泉とラドン温泉、どこがちがうの?
2. ラドン含有量は、多いほうが効果が高い?
3. ホルミシス効果をご存知ですか?
4. そうづ峡温泉の効果
1. 『ラジウム温泉』と『ラドン温泉』どこが違うの?
温泉地へ行こうとするとき「ラジウム温泉」や「ラドン温泉」など呼び方に違いがあり、
『本当の名称は何というのだろう?』
『この2つ、似た呼び名だけれど中身は一緒?』
など、ギモンが湧いてきます。
そしてどちらの方がカラダに良いのか分からない・・・。
そうなんです。 ラジウム温泉とラドン温泉は違うのです。
しかし現在、温泉施設によって名称はさまざまに呼んでいるところが多いのも事実です。
ラジウム温泉とは―
地中から湧き上がってくる途中で、ラジウムを含む鉱物を通過するときに、その鉱物の成分(ラジウム)も一緒に温泉水に含まれて地上へ噴き上げます。
その温泉水に含まれるラジウムの含有量が、一定の規定量を満たしていると「ラジウム温泉」と呼ばれます。
ラドン温泉とは―
ラジウム温泉の「ラジウム」は化学的に言うと、原子番号88、元素記号Ra。アルカリ土類金属に分類されます。
このラジウムは水と強く反応し、酸に変わります。
つまり、ラジウム温泉の湯気は、空気中の水分と化学反応を起こして「ラドン」という、違う物質に変わります。
ラドンの原子番号86、元素記号Rnで、希ガスという気体がラドンの正体。
よく街中に濃度の高いラドンが大量に見つかり人体への危険性が問題視されることもある物質です。
つまりラジウムは温泉水に、ラドンは気体としての違いがあり、それぞれに効能が期待できるのです。
そうづ峡温泉は室内浴になっています。
ラジウム温泉に浸かり、浴室内を満たしているラドンを呼吸することで、細胞レベルからラジウム温泉やラドン温泉のホルミシス効果を存分に体感することができる温泉です。
2. ラドン含有量は、多いほうが効果が高い?
ラドン含有量の多さを誇る、温泉地は世界でもよくあります。
ラドンに関して、ラドン含有量は多ければ、治癒効果は高いのでしょうか。
ここで間違いを起こしやすいのです。
ラドン量を多く体内に取り入れることは、それだけ放射線を浴びることになります。
街中で多量の高濃度放射能が、発見されれば人体への影響も考えねばなりません。
原子力発電所事故での被曝、果ては化学兵器としての原子爆弾。
多いということは、人体への悪影響を及ぼすのです。
反対に微量のラドンやラジウムは、というと身体に良い効果をもたらしてくれます。
例えば、ラドン温泉でガンを克服した例。
疲れ解消や美肌効果などなど。
その効能は多様です。
ラドン温泉やラジウム温泉などの、いわゆる放射能泉と言われる温泉療法には含有量の多い少ないが大切です。
そして規定もしっかりとあります。
温泉水1㎏中、ラドン30×10-10キュリー以上(8.25マッヘ単位以上)含まれるもの。
この量は、レントゲンで使われる放射能量より、ずっと少ない量です。(社団法人日本温泉協会より)
3. ホルミシス効果をご存知ですか?
ラジウム温泉やラドン温泉といった、放射能泉はその有効成分が、微量なことで心身への効果を発揮します。
逆に多量に摂取してしまうと、心身に悪影響を及ぼします。
「ホルミシス効果」は、この多量に取れば悪い結果を生み、少量ならば良い結果を生む、という量の性質をうまく利用しようとする考え方です。
放射能は、キュリー夫妻など科学者たちの研究材料になる分野。
このホルミシス効果という考え方も、そんな科学者たちの研究の成果でもあります。
一方私たちは、昔からの知恵や言い伝えなどで、その科学と同等の生活の知恵を働かせながら日々生きています。
ですので、科学をいったん生活の知恵に置き換えてみると、理解しやすくなります。
このホルミシス効果も、そんな知恵と照らし合わせて考えてみると、
『身体に良いからと言って一つのものばかりを食べていては、片寄った栄養摂取になってしまう』
とはよく言われること。
ほどほどに、まんべんなく食べるから健康は維持されるのです。
ホルミシス効果は、この仕組みを、極端にした考え方だと言えるでしょう。
それは
『毒性のあるものでも、ごく少量の摂取ならば、功を奏する事もある』
というもの。
ラジウム温泉やラドン温泉なども、よく危険性を心配する声もありますが、規定内の量ならば、身体に活力を与えてくれます。
そして被曝した方などの治癒にもラジウム温泉は効果が期待できると言われています。
4. そうづ峡温泉の効果
そうづ峡温泉では、室内温泉のみとなっています。
気化された、浴室内の空気中のラドンを呼吸することで、ラドンの効能は体内にまで浸透し、より効果を発揮します。
具体的なそうづ峡温泉の、泉質内容は―。
元湯・源泉掛け流し日帰り温泉施設『憩の家』と、
二之湯・宿泊施設『錦パレス』の温泉は同じです。
泉質/含弱放射能―ナトリウム―炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉
温泉源泉/23.0℃
性状/無色透明 微金気味
PH値/7.52
ラドン/32.3×10-10 ci/㎏
(30×10-10 ci/㎏がラドン含有量基準値)
蒸発残留物/0.775g/㎏
この温泉は療養泉として利用できます。
療養泉の一般的適応症は―
(療養泉全般)
神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え、病後回復期、疲労回復、健康増進
さらに泉質別適応症(浴用)は―
(ラジウム温泉)
痛風、動脈硬化症、高血圧症、慢性胆嚢炎、胆石症、慢性皮膚病、慢性婦人症、虚弱児童、きりきず、やけど
ラジウムやラドンといった放射能泉の量は、ラドン含有量基準値の最低ラインが
30×10-10 ci/㎏で、
そうづ峡温泉のラドン含有量は、というと
32.3×10-10 ci/㎏。
この検査結果は、ごく微弱の量ということが言えます。
泉質名にもあるように「含弱放射能泉」なのです。
放射能は微弱である方が、ホルミシス効果が発揮され、その効能は高いと言われています。
ラジウムやラドンなどの放射能成分だけではなく、ほかにも有効成分が含まれる、そうづ峡温泉の泉質は弱った身体に良く効きます。
がんを克服した方
肌が美しく若返った方
疲れを解消させている方
など、さまざまな諸症状を抱えた方がご利用されています。