歴史・環境
岩国の奥座敷、雙津峡の錦パレス全景

岩国の雙津峡に、錦パレスの建物ができるまで
本当の静かな環境は、これくらい山奥に入らなければ得られない
現在のそうづ峡温泉 錦パレスは、1980年に現在、東京を拠点に活動している象設計集団によって建てられました。
この建物は彼らの初期の作品で、建設目的が『働く人のための宿泊保養施設』。
当時の名称は『労働福祉事業団山口保養所 錦グリーンパレス』といいました。
1981年には、第1回瓦屋根設計コンクール 甍(いらか)賞《銀賞》を受賞。
「本当の静かな環境は、これくらい山奥に入らなければ得られない」ということ、風水学的にも恵まれていることで、この場所が決まりました。
建物は、鳥が羽を広げて大空へ飛び立つイメージ。
内部はパレス(宮殿)のごとくオーストリア王室のカラー〈テレジアンイエロー〉を、あしらっているのが特徴的です。